小菅より堀切菖蒲園まで散歩

小菅駅からスタートして、先ずあるのが【小菅御殿跡】
伊奈忠治の下屋敷があり、1万8千坪もある広大な敷地があり、小菅監獄があったところに東京拘置所がある。

程なく歩くと【小菅稲荷神社】があり、
小菅御殿の鎮守様で、小菅御殿内にお祀りしていた。
ここの神社には、将軍のご逗留時に敵襲があることへの備え、空井戸を利用した抜け道があった。
しかし明治時代。政府は将軍職を廃止。
抜け穴など不要だから埋めてしまいまう。
すると、御殿跡地の政府関連施設で相次いで事故が起こった。
ある夜、お役人の枕元に一匹の白狐が現れ、
「私はいにしえからこの小菅稲荷の『使い姫』として、空井戸に棲んでいた狐の一族の長老である。この程我らの住居を埋められて大変に難渋している。速やかに穴を元に戻すように」
と言い残して消えました。
そして穴を元通りにしたところ、ぱったりと事故は起こらなったという、小菅稲荷神社に伝わる『使い姫の伝承』の一席これにて読み終わりでございます。
簡単に講談でもやれそうなネタを見つけ、

【水戸橋】へ、
かつて、この橋のたもとに妖怪が出没した。元禄8(1695)年に水戸黄門がこれを退治し、
「二度と悪さをしないように」と、この橋に水戸黄門の名前をとり「水戸橋」と命名したと伝えられている。
これも講談化できそう!
荒川の土手沿いを歩きながら、

【堀切菖蒲園】
大変見頃でした。
なかなか良い散歩コースです!

講談師 神田 山緑's Ownd

講談で世界をつなぐ‼

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